YAMAHA ヤマハ オーディオアンプ修理例
 
MX-2000


末永くお使い頂ける様オーバーホールをご依頼頂きました。
YAMAHA MX-2000

故障症状:ボリューム劣化、コンデンサー劣化(膨張、液漏れ)
        
修理内容:
1アルプス電子ボリューム特注交換
2コンデンサーオーバーホール
 ブロックコンデンサー交換、電解コンデンサ全交換
(フロントパネル制御コンデンサ含む)
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YAMAHA MX-2000

状態:電源が入らない。トランジスタ複数個所破損、調整不良。

作業内容:アンプ内部回路解析、電圧測定、各部トランジスタ正常異常調査、
構成パーツ(製造廃止入手不可部品)入手調査、修復、各部調整作業

1: パワーアンプ基板
トランジスタ破損(製造廃止、メーカー選別品入手不可部品)
終段トランジスタ、周辺トランジスタ、複合トランジスタ、トランジスタを選別の上 交換 
*交換により測定と調整作業が必要

パワーアンプブロック部の電解コンデンサー交換
バイアス調整用ボリューム新品交換、調整作業 各部供給電圧の測定
ハンダ修正

2:リアパネル部 基板取り外し、ハンダ修正

3:底面電源部 基板取り外し、ハンダ修正

サービス作業:アンプ外部、内部、基板蓄積汚れ清掃
 
 
CA-1000


YAMAHA CA-1000

症状:異常音、音が歪ずんでいる、R側時々音が出ない、L側ノイズの発生

作業内容:内部電圧測定作業、信号経路ノイズ調査、内部部品調査、
ハンダ修正、各再調整作業、測定作業

以下詳細
1: 電源回路(保護回路) *電源供給電圧の異常、ダイオード劣化によるノイズ発生
電解コンデンサー全数交換、ダイオード交換、整流ダイオード交換、リレー交換、
トランジスタ交換(放熱フィン修正)
電源用大型ブロックコンデンサー 

2:パワーアンプメイン基板 *調整不良、トランジスタ増幅度劣化、トランジスタ交換にともなう調整作業
LR全分解、全トランジスタ選別測定交換(希少トランジスタ含む)
終段トランジスタ取り外し、トランジスタ単体測定調査、絶縁体新品交換、放熱グリス再塗布
電解コンデンサー全数交換、一部抵抗交換、調整用ボリューム全数交換
保護ヒューズ、BOX(重要部品) 腐食の為 磨き清掃
*トランジスタ全数測定、ペア選別品に交換
修理前
修理後
電圧調整、バイアス調整、DCバランス調整 調整後、測定器による監視作業

3:電源投入後、30分経過するまでR側の音が歪む *フィルター回路トランジスタ劣化、増幅度の異常
 フィルター基板トランジスタ選別、交換、電解コンデンサー全数交換、タンタルコンデンサ全数交換
4:音に異常音が出る、音が出たり出なかったりする。
 *ボリューム部品の汚れ、セレクタースイッチの汚れ、各スイッチの汚れ

メインボリューム(バランスボリューム一体型)取り外し、清掃
ラウドネスボリューム 取り外し、清掃
BASS、TREBLEボリューム 取り外し、清掃                    
スピーカー切り替えセレクター 取り外し、清掃
MUTEスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
HIGH フィルタースイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
LOW フィルタースイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
FUNCTION[入力セレクター] スイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
TAPEスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
MODE フィルタースイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
TONE BASSスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
TONE TREBLEスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃

6:AUX 1 R側の音が出たり出なくなったり、小さくなったりする。
リアパネルとセレクタースイッチ搭載基板間の専用大型ソケットの差し込み接点劣化
ソケットピンの清掃

7:スピーカー端子Aプラスチック劣化
  スピーカー端子A,B,Cすべて取り外し、AとCを交換後、再度組み上げ

8:RCA端子取り付け基板取り外し、清掃、ハンダ修正
リアパネル スイッチ動作不安定、PHONOスイッチ動作不可 PHONO使用できない。
COUPER[POWER-PRE] スイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
PHONO INPUTスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃

9:電源コード劣化、取り外し、新品コードへ交換
10:フロントパネル電源ランプ切れ ランプ交換
11:測定作業 残留ノイズ測定、歪率測定
サービス作業: アンプ内部汚れ清掃 フロントパネル リアパネル清掃 ツマミ、レバー清掃

 
 
CA-1000-3


YAMAHA CA-1000-3

故障症状: 電源入らず
        
修理内容:プロテクターリレー回路修復、電源回路修復
電源(整流)電解コンデンサー交換
ハンダ不足部の再ハンダ
ボリューム清掃、ロータリースイッチ類清掃

パイロットランプ取り付け修正、メーターランプ確認交換

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YAMAHA CA-1000-3

お申し出の症状:プロテクター(保護回路)がかかり、動作不安定

症状:プロテクター(保護回路)の不安定な動作

作業内容:アンプ内電源各部電圧の調査、故障箇所の特定作業
劣化部品の点検

1:プロテクター(保護回路)オーバーホール 劣化部品交換
  関連電解コンデンサー新品交換、トランジスタ新品交換
  基板取り外しハンダ修正
  作業後プロテクター動作正常確認作業
  *上記作業に伴い同基板上の電源回路の電解コンデンサー新品交換(サービス作業)

2:右側のパワーアンプ破損(以下の作業には左側は含まれておりません) 
右側パワーアンプブロック トランジスタの破損
代替品調査、トランジスタ測定(ペア測定)
終段トランジスタ[大型のトランジスタ]を除く全トランジスタ測定済みのものに交換
(トランジスタの状態:トランジスタの足が黒くなりノイズ発生の原因となる、再修理を避けるため今回交換)
  電解コンデンサー新品交換
  抵抗交換
  基板ハンダ修正
  調整用ボリューム新品交換

3:調整作業
  上記作業後に調整と監視作業
  右側(今回修理対象):バイアス調整、監視 中点調整、監視

4:電源ランプが不定期に切れる 製造時のランプ取り付けハンダ不良 
ハンダ修正作業

5:外装汚れ清掃(つまみ、前パネル)

 
 
CA-2000


YAMAHA CA-2000

故障症状: PHONO部異常
        
修理内容:PHONO回路修復
各部ハンダ不良部の再ハンダ、電解コンデンサー交換、ロータリースイッチ清掃
電源コード交換、スピーカーターミナル金メッキ品に加工交換
メーターランプ青LEDに改造ご依頼



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YAMAHA CA-2000

メーカーサービスで上手く修理できず再修理

故障症状: PHONO部破損、PHONOセレクト時異常音の発生
パワーアンプR側異常発熱
        
修理内容:PHONO回路修復
電解コンデンサー交換、タンタルコンデンサ交換、VR交換
各部ハンダ不良部の再ハンダ
PHONO SELECTORスイッチ清掃
MC IC交換(新品入手不可部品)

パワーアンプR側オーバーホール(メーカーサービス修理部分の再修理)
電解コンデンサー交換、トランジスタ交換、バイアスVR交換
バイアス調整、バランス調整

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YAMAHA CA-2000

故障症状: L側動作不安定
      L側出力時もメーター動作しない
各スイッチ動作不安定
        
修理内容:L/Rパワーアンプ回路修復
電解コンデンサー交換(パワーアンプ部、電源部)、
パワーアンプ調整ボリューム交換、バイアス調整、DCバランス調整

各部ハンダ不良部の再ハンダ
先回修理者の修理ミス修正、トランジスタ部品取り付け忘れ修理
配線修理
スピーカーリレー破損 新品交換

LINE回路電解コンデンサー交換
INPUT SELECTORスイッチ取り外し分解、清掃
MODE SELECTORスイッチ取り外し分解、清掃
清掃後/清掃前

OPERATION SW,SUBSONIC SW,HIGH FILTER SW,BASS SW,TREBLE SW
AUDIO MUTEING SW スイッチ取り外し分解、清掃

メーターモジュール分解、部品交換、メーター部配線破損修復
フロントパネル清掃、アンプ内部清掃(サービス作業)

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YAMAHA CA-2000

故障症状:R側動作不安定

セレクタースイッチ前修理者さんによる破損

        
修理内容(メンテンス、ランプ加工作業)
L/Rパワーアンプ回路調整、電解コンデンサー交換
パワーアンプ調整用ボリューム交換、バイアス、DCバランス調整

各部ハンダ不良部の再ハンダ、修理ミス修正

INPUT SELECTORスイッチ破損
分解、修理を試みましたが破損状態が激しく同機代替品を
分解清掃して組付けいたしました。

分解 清掃前/清掃後

OPERATION SW(A級) 配線不良修正
スピーカースイッチ取り外し、分解、清掃

分解 清掃前 清掃後

PHONO SW、REC OUT SW
AUDIO MUTEING SW スイッチ取り外し分解、清掃(抵抗交換)
リアパネル プリ/パワー切り離しスイッチ取り外し清掃

A級動作部リレー新品交換、保護回路リレー新品交換

メーターランプ 加工交換(緑LED)

フロントパネル清掃、アンプ内外清掃(サービス作業)

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YAMAHA CA-2000

状態:電源が入るのみ、動作時も不安定、ノイズの発生

オーバーホール作業ご依頼

作業内容:内部電圧測定作業、プロテクター回路動作原因調査、
信号経路ノイズ発生原因調査、内部部品調査、ハンダ修正、
各再調整作業、測定作業

以下詳細
1: 保護回路
  保護回路基板修復、電解コンデンサー全数交換、リレー新品交換、トランジスタ交換

2:パワーアンプメイン基板 
*調整不良、トランジスタ増幅度劣化、トランジスタ交換にともなう調整作業
LR全分解、全トランジスタ選別測定交換、IC交換
(終段トランジスタは除く)
終段トランジスタ取り外し、トランジスタ単体測定調査、絶縁体新品交換、絶縁体新品交換
  電解コンデンサー全数交換、一部抵抗交換、調整用ボリューム全数交換
  *トランジスタ全数測定、ペア及び選別品に交換

  電圧調整、バイアス調整、DCバランス調整 調整後、測定器による監視作業

3:プリアンプ基板
  IC交換、トランジスタ選別全数交換
  抵抗交換、PHONOリードリレー製造廃止部品のため配線加工、新品のリードリレーに交換
  ハンダ修正、RCA端子ハンダ修正

4:電源投入後、2-3分経過するまでR側にノイズが発生する。
 *TONE回路トランジスタ劣化、増幅度の異常
 トランジスタ選別、交換、電解コンデンサー全数交換、ハンダ修正

5:ノイズが出る。
 *ボリューム部品の汚れ、セレクタースイッチの汚れ、各スイッチの汚れ



清掃前(スライド部に汚れ)/清掃除去後

メインボリューム(バランスボリューム一体型)取り外し、清掃               
MODEスイッチ取り外し、スライドスイッチ部分の分解、内部パーツ清掃
PHONOセレクタースイッチ取り外し、スイッチプレート部分の分解、内部パーツ清掃
REC OUTセレクタースイッチ取り外し、スイッチプレート部分の分解、内部パーツ清掃
INPUTセレクタースイッチ取り外し、スイッチプレート部分の分解、内部パーツ清掃

清掃前/清掃後

SUBSONIC FILTERスイッチ取り外し、スライドスイッチ部分の分解、内部パーツ清掃
HIGH FILTERスイッチ取り外し、スライドスイッチ部分の分解、内部パーツ清掃
BASSボリューム 基板より取り外し、清掃  
TREBLEボリューム 基板より取り外し、清掃                        
TONE BASS切り替えスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
TONE TREBLEスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
ボリューム、スイッチ類の分解清掃


AUIDO MUTINGスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃

スピーカーA B A/B 切り替えセレクター分解プレート取り外し、清掃

6: OPERATION(A級/B級)切り替えスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
  動作リレー新品交換、新品リレーサイズ違いのためそのまま取り付け不可、交換に伴い周辺フィルムコンデンサ交換

7:電源基板
  電解コンデンサ全数交換、トランジスタ熱による劣化全数交換
 (CA-2000の電源トランジスタは発熱が大きい)

8:RCA端子取り付け基板取り外し、磨き清掃、ハンダ修正
COUPER[POWER-PRE] スイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
PHONO INPUTスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃

9:電源用大型ブロックコンデンサー取り付け基板取り外し
製造廃止入手不可部品のため アメリカ在庫より同数値品を取り寄せ
規格廃止部品につき取り寄せ品基板にそのまま取り付け不可、基板加工の上取り付け

大型ブロックコンデンサ交換前/交換後

10:フロントパネルメーターランプ ランプ全数交換

11:メーター回路基板 電解コンデンサ全数交換、ハンダ修正

12:測定作業 残留ノイズ測定、歪率測定

サービス作業: アンプ内部汚れ清掃 フロントパネル リアパネル清掃 ツマミ、レバー清掃 ねじ交換

清掃後


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YAMAHA CA-2000

症状:プロテクト[保護]回路が解除されない。アンプが異常発熱している。各信号通過スイッチからのノイズ発生
   調整不良、A/B切り替え不良

作業内容:内部部品電圧測定作業、プロテクト回路が解除されない原因調査
メーター信号調査、内部部品調査、劣化部品交換、ハンダ修正、各再調整作業、測定作業

以下メンテナンス作業の箇所、詳細

1: 電源回路(アンプ保護回路含む)修復
  電解コンデンサー全数交換、ダイオード交換、整流ダイオード交換、リレー交換、
  電源用トランジスタ交換

一部放熱フィンが簡易型のアルミ板の為発熱、これをより放熱効率の良いものに加工交換

作業前(基板まで焼けている)/作業後(発熱効率の良い放熱フィンレイアウト)

電源用大型ブロックコンデンサー 製造廃止入手不可部品のため 
海外在庫より取り寄せ、端子規格外の為、取り寄せ品基板にそのまま取り付け不可、基板加工の上取り付け
フィルムコンデンサ4個追加交換

基板はすべて取り外して作業

2:パワーアンプメイン基板(L/R 2枚)
*調整不良、トランジスタ増幅度劣化、トランジスタ交換にともなう調整作業
LR全分解、小型、中型トランジスタ選別測定交換(希少トランジスタ含む、または代替品)
終段トランジスタ取り外し、絶縁体新品交換、放熱グリス再塗布
電解コンデンサー全数交換、一部抵抗交換、調整用ボリューム全数交換
                                             
電圧調整、バイアス調整、DCバランス調整 調整後、測定器による監視作業
3:TONE回路
 トランジスタ全交換、電解コンデンサー全交換
 一部抵抗交換
 ツェナーダイオード交換

4:PHONO回路、ライン回路
 トランジスタ全交換、電解コンデンサー全交換
 一部抵抗交換(ヒューズ抵抗)、IC(希少部品)交換

5:メーター回路
 トランジスタ全交換、電解コンデンサー全交換、メーター調整用ボリューム交換、メーター調整

6:リードリレー(音声信号通過部品)全交換(2箇所)
 リードリレーは通常のリレー部品と異なり製造規格廃止部品になります。
 少量保有品を配線加工して取り付けとなります。

7:音が出たり出なかったりする。ノイズ発生源
 *信号通過部品の汚れ、セレクタースイッチの汚れ、各スイッチの汚れ
 信号通過部品オーバーホール、スイッチは、分解して内部の小さなパーツを清掃


濡れているのは外部からの接点復活剤
ほとんどの個体が外部からのスイッチ清掃(一時的な)のため
接点復活剤でベトベトです。
液が垂れると本体パネルの腐食錆びつき
気化蒸発により内部の基板が同じくベトベトになっています。
スライドパーツやボリュームには可動部にグリスが塗布されているため
外部から接点復活剤を吹き付けるとかえって接点が汚れます。

メインボリューム(バランスボリューム一体型)取り外し、清掃
BASS、TREBLEボリューム 取り外し、清掃 
スピーカー切り替えセレクター 取り外し、清掃
*分解できる箇所は全分解、一部メインボリューム内部パーツは一回限りのカシメ折り曲げの為分解不可



*以下スイッチは信号通過重要部品
MUTEスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
INPUT[入力セレクター] スイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
MODEスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
COUPER[POWER-PRE] スイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
PHONO INPUTスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃


*以下切り替え動作時信号通過部品
SUBSONIC フィルタースイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
HIGH フィルタースイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
TONE BASSスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃               
TONE TREBLEスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃




8:フロントパネルメータランプ加工交換(5箇所)
  電源赤色パイロットランプ破損、同品は製造廃止部品のため別の同形状(凸タイプ)のものを抵抗変更して交換

9:測定作業 残留ノイズ測定、歪率測定

サービス作業: アンプ内部汚れ清掃 フロントパネル リアパネル清掃 ツマミ、レバー清掃
        電源トランス上部の塗装剥がれ有り、はがれた部分の除去、再塗装

基板はすべて清掃(清掃前/清掃後)




 
 
CA-X1


YAMAHA CA-X1

症状:動作中にガサガサ音が出てプロテクト回路が働き動作しなくなる。
プロテクト解除でも音が出たり出なくなったりノイズが発生する。

状態:トランジスタ及びICの劣化、各信号通過部品劣化、汚れ、調整不良、
他各部品劣化

**オーバーホール作業**

作業内容:パワーアンプ回路、プロテクター回路修復、調整の不良の
再調整と数値監視作業
各信号通過部品の清掃、アンプ内劣化部品判断、代替品調査、修復
     
1:分解及び清掃、または加工による新品交換

セレクトスイッチの汚れ


清掃前(ドロドロ)/清掃後

INPUTロータリースイッチ本体基板より取り外し、分解、内部パーツ清掃、組み上げ
REC OUTロータリースイッチ本体基板より取り外し、分解、内部パーツ清掃、組み上げ

スピーカーA/B A+B切り替えロータリースイッチ 取り外し、
本体分解、内部パーツ清掃

清掃前/清掃後

MODEスイッチ 取り外し、本体分解、内部パーツ清掃
MUTEスイッチ 取り外し、本体分解、内部パーツ清掃
SUBSONIC FILTERスイッチ 取り外し、本体分解、内部パーツ清掃
BASS DEFEAT/ONスイッチ 取り外し、本体分解、内部パーツ清掃
TRBLE DEFEAT/ONスイッチ 取り外し、本体分解、内部パーツ清掃
LOUDNESS ロータリースイッチ 取り外し、本体カバーによる非分解構造、外部清掃


2:メインボリューム及びバランスボリュームの汚れ、特にバランスボリュームバリ音の発生

メインボリューム特殊構造品(中点付き)のため市販一般流通品使用不可
ボリューム部品を特注製作、そのままでは適合せず特注製作品を更に加工取付

バランスボリュームは清掃での修復ではノイズ発生を抑えられず。
バランスボリューム市販一般流通品なし、特注製作、そのままでは適合せず特注製作品を更に加工取付

3:他ボリュームの取り外し清掃
BASSボリューム、本体より取り外し、清掃
TREBLEリューム、本体より取り外し、清掃

4:劣化した電解コンデンサー及びトランジスタ交換
電源部、アンプメイン部、TONE回路部、フォノ回路部、プロテクター回路部
電解コンデンサ交換(含む大型ブロックコンデンサー)
トランジスタ選別による交換(発熱部品はオリジナルより余裕のあるものに交換)
同時にハンダの修正作業、アンプ内ゴムボンドの除去、基板清掃
DC中点漏れ電流測定[正常10mV以下]:作業前 R19.4mV/L1~20mV ➡ 作業後 R2.2mV /L0.3mV
    
5:アンプ内部調整と電圧値の監視作業
  左右バイアス値測定、バイアス調整ボリュームの新品交換、バイアス電圧の調整
電圧に狂いが起きないかの監視作業。
大型パワートランジスタ4個取り外し、絶縁体新品交換

6:フォノアンプ修復
フォノアンプ基板 トランジスタ交換、IC交換

7:TONE修復
TONE基板 トランジスタ交換、IC交換

8:RCA端子汚れ修正
RCA端子取り付け基板 ハンダ修正、RCA端子取り出しと同時に接点清掃

9:メーターランプ2箇所新品交換

10:電源スイッチ
ON/OFF時スパーク防止用コンデンサー焼け破損 
スパークキラー(抵抗入り専用品)に新品交換
                                    
11:測定作業
作業完了後、測定作業 音出しによる動作検査、ノイズレベル、歪率の測定確認

サービス作業:アンプ外部清掃(上ふたパネル、正面パネル、背面パネル、ツマミ)、
内部、汚れ清掃
 
 
CX-10000


YAMAHA CX-10000
ヤマハ創業100周年を記念モデル

修理内容: コンデンサーオーバーホールご依頼

★電解コンデンサー220個
*スルーホール基板採用。部品交換に通常より時間がかかります。

★プログラムバックアップメモリー用リチウム電池交換
 
 
A-6


YAMAHA A-6

故障症状:電源入らず(ヒューズが飛ぶ)
        
修理内容:電源回路不良(トランジスタ交換
 
 
A950


YAMAHA A-950

症状: R側の音が出ない。ノイズが発生する。遅延回路異常 
劣化部品オーバーホールご希望

作業内容:音声信号経路調査、スイッチ清掃、ボリューム加工交換、熱による部品劣化交換、部品の外れ
基板すべてのはんだ修正、汚れ清掃、調整ボリューム交換、調整作業、ノイズ、歪み測定作業

1:メインボリューム劣化破損 旧来タイプ 製造廃止入手不可部品
シャフトタイプ加工変更、新品交換
バランスボリューム汚れ 基板より取り外し、分解、清掃

2:PHONOスイッチ(信号通過部品)汚れ腐食大きい 基板より取り外し、各パーツ分解、清掃
  BASSボリューム取り外し、清掃
  TREBLEボリューム取り外し、清掃
LOUDNESSボリューム取り外し、清掃

3:熱により各部品が劣化、ハンダ割れの発生、基板全体のハンダが劣化している。
部品交換及び拡大鏡を使用したハンダチェックと修正作業
熱対策として電解コンデンサーを85°仕様から105°耐久仕様に変更して交換
フィルムコンデンサー劣化破損4個交換
*熱により抵抗が劣化している。基板が焼けている。
抵抗20本交換

4:リレー 新品交換

5:バイアス調整用ボリューム新品交換  バイアス電圧再調整作業、監視

6:外装パネル清掃、内部基板清掃(サービス作業) 外装ねじ(+)腐食が大きいため交換(サービス作業)
  スピーカー端子劣化のためAとBを入れ替え
  RCA入力端子基板取り外し、RCA端子磨き清掃
リア側も全分解清掃
7:測定作業 残留ノイズ測定、歪率測定

A950


YAMAHA A-950

症状: 不安定に音が出ない。ノイズが発生する。L側歪み。 

作業内容:音声信号経路調査、スイッチ清掃、熱による部品劣化交換、ハンダ不良予備軍有り部品の外れ
基板すべてのはんだ修正、汚れ清掃、調整ボリューム交換、調整作業、ノイズ、歪み測定作業
メイン電源スイッチ破損、交換部品調査、加工新品交換

1: メイン電源スイッチ不良
  製造廃止入手不可部品につき同形状タイプを調査捜索。同型品そのままでは使用不可
  スイッチ本体分解、取り付けステー交換、組み上げ。新品交換。

2:信号通過部品のノイズ
 セレクタースイッチ
TAPE2,TAPE1,AUX,DAD,PH,TUNER基板より取り外し、清掃(非分解)

  MUTEノイズの発生 基板より取り外し、清掃(非分解)

3:熱により各部品が劣化、ハンダ割れの発生、基板全体のハンダが劣化している。
  部品交換及び拡大鏡を使用したハンダチェックと修正作業
  電解コンデンサー32個交換 熱対策として電解コンデンサーを85°仕様から105°耐久仕様に変更して交換
  [除くTONE部]
  電解コンデンサ取り付け部、バイパス部に製造時の接着剤による腐食有り
  接着剤の除去、バイパス配線のし直し


  電源供給基板、発熱により基板、抵抗が焼けている。
  熱による抵抗劣化。抵抗20本新品交換、発熱対策として抵抗を基板より浮かせる。
  大型抵抗の位置をずらして本体の鉄板部に接触させる加工

4:スピーカーリレー 新品交換

5:パワーアンプ部 電解コンデンサ全数交換
バイアス調整用ボリューム新品交換  バイアス電圧再調整作業、監視(CLASS A除く)

6:外装パネル清掃、内部基板清掃(サービス作業)
 
 
A2000



YAMAHA A-2000

故障症状: L側パワーアンプ回路破損、メインボリューム破損
        
修理内容:破損部解析、L側パワーアンプ回路修復
トランジスタ、抵抗交換
バイアスボリューム交換、調整

メインボリュームシャフト折れ
ボリューム分解シャフトおよび内部プレート交換


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A2000


YAMAHA A-2000

症状:動作不安定、ノイズの発生

作業内容:内部電圧測定作業、
信号経路ノイズ発生原因調査、内部部品調査、ハンダ修正、各再調整作業、測定作業
メンテンス作業、つまみ修復

以下詳細
1:ノイズが出る。[接点復活剤の外部からの噴霧による悪化]
*ボリューム部品の汚れ、セレクタースイッチの汚れ、各スイッチの汚れ

メインボリューム(非分解構造)外部からの接点復活剤の噴霧による重度の油汚れ
取り外し、分解、パーツ(抵抗プレート4枚、スライドパーツ4個)交換
同足長の抵抗プレートがないため、ボリューム基板側部品移設、シャフトグリス再塗布                
過去の修復(接点復活剤)でベタベタな状態-分解して清掃
PHONOセレクタースイッチ取り外し、スイッチプレート部分の分解、内部パーツ清掃
MUTINGスイッチ取り外し、スライドスイッチ分解、内部パーツ清掃
外部から清掃(スプレー)のため汚れ取れず-分解して清掃

2:パワーアンプメイン基板 *調整不良、トランジスタ増幅度劣化、トランジスタ交換にともなう調整作業
 
ハンダ不良(玉ハンダ多数)修正
タブ端子(配線側)劣化折れ 2か所交換
LRパワーアンプメイン基板取り外し、初段FET、初段複合型トランジスタ測定選別品に交換
調整用ボリューム(A級、B級、DC中点)全数交換
A級、B級バイアス調整、DCバランス調整 調整後、測定器による監視作業

3:EQアンプ[PHONO]基板
IC交換(縦型 製造廃止入手不可部品につきアダプター基板製作)、
玉ハンダ修正
電解コンデンサ全数交換
調整用ボリューム全数交換
中点バランス調整

4:電源大型ブロックタイプコンデンサ開放弁より電解液漏れ(2個)
 耐圧69V品から耐圧80V品へ(メーカ初期75V)

 規格廃止部品につき代替品調査
 代替品も本体にそのまま取り付け不可、加工の上取り付け
 計4個


5:測定作業 残留ノイズ測定、歪率測定

6:ツマミ割れ修復


サービス作業:アンプ内部汚れ清掃 フロントパネル リアパネル清掃 ツマミ清掃
 
 
A2000a



YAMAHA A-2000a

故障症状:電源が入らない

修理+オーナー様メンテンスご依頼

修理内容:
1:パワーアンプ破損、修復
L側パワーアンプトランジスタ破損のため交換
バイアスボリューム交換及びバイアス調整、DCバランス調整

2:全構成基板の電解コンデンサー交換
交換時取り外し基板のはんだ修正。駆動部清掃

交換個所:メイン電源部、パワーアンプ部、フォノアンプ部
*除く:大型のブロックコンデンサー(規格製造廃止)

3:スピーカーターミナル プラスチック劣化また熱による変形、割れ。
交換用のアルミプレート製作、金メッキスピーカー端子に交換修復
*スピーカー切り替えリレー新品交換

4:メーカー特注特殊メインボリューム
のため本体分解、部品取り外し、修復

5:他ボリューム類、スイッチ類清掃(一部取り外し分解しての清掃)
6:アンプ内部清掃(サービス作業)



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YAMAHA A-2000a

症状:電源が入らない オーバーホール作業ご希望

作業内容:内部電圧測定作業、動作不可原因調査
信号経路ノイズ発生原因調査、内部部品調査、ハンダ修正、各再調整作業、測定作業
メンテンス作業(スピーカーターミナル加工作業含む)

以下詳細
1:パワーアンプメイン基板の終段トランジスタ、周辺トランジスタ、抵抗破損により電源が入らない。

*L側の終段トランジスタ及び周辺トランジスタ、抵抗破損
トランジスタ増幅度劣化、トランジスタ交換にともなう調整作業(ご希望によりL側も同様の作業を実施)
修復後

LRパワーアンプ終段トランジスタ基板を全分解、全トランジスタ選別測定交換、IC交換
終段トランジスタ取り外し、トランジスタ単体測定調査、絶縁体新品交換、終段トランジスタ新品交換
電解コンデンサー全数交換、終段トランジスタ周辺の抵抗交換、調整用ボリューム全数交換
低層電解コンデンサ特殊部品の為、海外から取り寄せ
*トランジスタ全数測定、ペア及び選別品に交換

今回の修復に伴うトランジスタ交換は終段トランジスタ周辺の
パワー基板のみとなり、プリアンプ基板は含まれておりません。

電圧調整、バイアス調整、DCバランス調整 調整後、測定器による監視作業

2:プリアンプ基板
  電解コンデンサ全数交換、
PHONOセレクタースイッチ取り外し、分解、内部パーツ清掃、再組み上げ
  ハンダ割れ修正、RCA端子ハンダ修正

3:ノイズが出る。*ボリューム部品の汚れ
メインボリューム取り外し、分解、内部パーツ清掃、再組み上げ 外装パーツ交換

バランスボリューム 基板より取り外し、分解、清掃                  
BASSボリューム 基板より取り外し、分解、清掃   裏面に続く
TREBLEボリューム 基板より取り外し、分解、清掃                        
 上記メインボリューム以外は一部カシメ構造(分解不可)のため分解できるところまで分解清掃

4:RCA端子取り付け基板取り外しに伴い、一部磨き清掃、ハンダ修正

5:フロントパネル部 電解コンデンサ全数交換

6:リアスピーカーターミナル基板分解、電解コンデンサ全数交換、スピーカーリレー交換


  スピーカーターミナル交換(使用スピーカーターミナル:当社24Kt金メッキSP3)
  スピーカーターミナルステーが内部基板を支えている構造の為、プレート製作、加工にて取り付け

注:電解コンデンサ全数交換に電源平滑(交流-直流変換)用の
大型のブロック型コンデンサ8個は含まれておりません。

7:フロントパネル ツマミ修理、パネルふたステー左側の破損、修理

ステー修復前/強化修復後


8:測定作業 残留ノイズ測定、歪率測定

サービス作業:アンプ内部ほこり汚れ清掃 フロントパネル リアパネル清掃

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YAMAHA A-2000a

症状:PHONO動作不安定、スピーカーターミナル割れ破損、L側アンプ不安定

作業内容:内部電圧測定作業、動作不安定原因調査
信号経路調査、内部部品調査、ハンダ修正、各再調整作業、測定作業
メンテンス作業(スピーカーターミナル加工作業含む)

以下詳細
1:Lパワーアンプメイン基板の終段トランジスタ、周辺トランジスタ、不具合。

L側の終段トランジスタ及び周辺トランジスタ劣化、トランジスタ交換にともなう調整作業
Lパワーアンプ終段トランジスタ基板を分解、トランジスタ選別測定
終段トランジスタ新品交換(A級、B級ともに)

以下L、Rともに交換
初段FET[複合型FET 希少選別品]交換
電解コンデンサー全数(L、R)交換、調整用ボリューム全数交換(L、R)
*低層電解コンデンサ特殊部品

電圧調整、バイアス調整、DCバランス調整 調整後、測定器による監視作業

2:PHONOアンプ基板
  電解コンデンサ全数交換(MM回路も交換済み)、MC回路トランジスタ及びIC(オぺアンプ)3個交換
  関連トランジスタ8個(小)2個(大)交換

PHONOセレクタースイッチ取り外し、分解、内部パーツ清掃、再組み上げ
ハンダ修正

3:RCA端子取り付け基板取り外しに伴い、一部磨き清掃、ハンダ修正                
                       
4:リアスピーカーターミナル基板分解、電解コンデンサ全数交換、スピーカーリレー交換
 スピーカーターミナル交換(大型スピーカーターミナル)
 プレート製作、加工にて取り付け


5:測定作業 残留ノイズ測定、歪率測定                           
サービス作業:アンプ内部ほこり汚れ清掃 パネル(底板含む)清掃
 
 
YAMAHA AX-2000


YAMAHA AX-2000

メーカ修理依頼も部品なしとの事でそのまま返送

状態:L側トランジスタ複数個所破損、調整不良。ボリューム類劣化または汚れ

作業内容:アンプ内部回路解析、電圧測定、各部トランジスタ正常異常調査、
構成パーツ(製造廃止入手不可部品)入手調査、修復、各部調整作業

1: パワーアンプ基板
  L側:トランジスタ破損、または不安定(製造廃止入手不可部品)
パワーアンプ基板上トランジスタ、複合トランジスタを測定の上交換 
  パワーアンプブロック部の電解コンデンサー交換
同時にハンダ割れの修正作業、フィルムコンデンサ一部交換
  バイアス調整用ボリューム新品交換、調整作業 各部供給電圧の測定

R側:正常(同時にメンテナンス作業[L側と同等の作業])
  *L側の修復と同時にメンテナンス作業として

追加作業:TONE回路基板 ノイズの発生
  IC交換 同形状(縦型)生産終了部品の為入手不可 度系列上の形状違いのICをアダプターを製作の上交換
  他同基板のIC(縦型)をすべて交換
  基板上のトランジスターを選別の上交換、レギュレター交換、抵抗一部交換

パワーアンプブロック部の電解コンデンサー交換
バイアス調整用ボリューム新品交換、調整作業 各部供給電圧の測定
  ハンダ割れの修正

2:モータ駆動メインボリュームを基板より取り外し、
  分解、劣化パーツの交換
  交換内部パーツ(抵抗体、ブラシ、外装プラパーツ)
  リモコン動作のチェック

  注記:オリジナルのボリュームは特注仕様27Kのため現在入手可能な20K部品を使用しての
     分解、内部パーツ新品交換となっております。
     上記27Kと20Kの数値の違いによりボリューム音量の上がり方に差異がございます。ご了承下さい。

  バランスボリューム基板取り外し、分解、清掃
BASSボリューム取り外し、清掃
  TREBLEボリューム取り外し、清掃
MIDボリューム取り外し、清掃
  TONEスイッチ清掃
  SUBSONICスイッチ清掃
  MODE(STREO/MONO)スイッチ清掃
  PHONO(MM/MC)スイッチ清掃
 
3:電源部
 電源基板電解コンデンサ交換
 同時にハンダ割れの修正

4:リアパネル分解
 スピーカー端子パネル分解取り外し 
 スピーカーリレー取り外し、分解、清掃(48V駆動品製造廃止のため)
 (スピーカーリレー使用度の高いAとBを入れ替え)
 他ヘッドフォンリレー新品交換(代替品新品有り)
 同時にハンダ割れの修正

5:リアパネル部基板5枚構成(RCA端子基板含む)基板取り外し、電解コンデンサ交換、同時にハンダ割れの修正
  追加作業:信号通過部品IC交換、他基板上のIC交換

6:デジタル変換基板取り外し、電解コンデンサ交換、同時にハンダ修正

作業完了後、測定作業 音出しによる動作検査、ノイズレベル、歪率の測定確認

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YAMAHA AX-2000

状態:トランジスタ破損、調整不良。ボリューム類汚れ

1: パワーアンプ基板
トランジスタ破損(製造廃止、メーカー選別品入手不可部品)
終段トランジスタ、周辺トランジスタ、複合トランジスタを選別の上交換 

パワーアンプブロック部の電解コンデンサー交換
バイアス調整用ボリューム新品交換、調整作業 各部供給電圧の測定
ハンダ修正

サービス作業:アンプ内部、基板蓄積汚れ清掃

作業完了後、測定作業 音出しによる動作検査、ノイズレベル、
歪率の測定確認






 
 
YAMAHA AX-700D



YAMAHA AX-700D

症状:音がこもる、トーンが効かない(無反応)

★修理交換明細 回路解析、各部電圧の測定、部品交換、清掃

トーンが効かない
1:TONEスイッチ接点不良 取り外し清掃 はんだ修正
音がこもる、出にくい
2:セレクター接点不良 取り外し清掃 はんだ修正

はんだの経年劣化
3:電源回路 電解コンデンサー交換 はんだ修正
4:スピーカー切り替え基板 はんだ修正
5:RCA端子入力基板 はんだ修正

音が鈍い パワー感がない
6:パワーアンプ基板 電解コンデンサー交換(L/R)
L/Rバイアス電圧測定、調整作業
パワーアンプ基板はんだ修正
 
 
B-1 UC-1


YAMAHA B-1 UC-1

症状:電源スイッチ不良、ボリューム不良

修理内容:

1:電源スイッチ前修理者さんによる破損
製造規格廃止、非流通部品
良好な部品入手、分解清掃後に組付け
周辺電解コンデンサ交換

2:メインボリューム 1番/2番
特注製作、取り外し組付け 基板清掃
 
 
B-2


YAMAHA B-2

症状:プロテクターがかかる。

修理内容:

1:前段回路基板修復 (メンテナンス作業含む)
トランス全交換、電解コンデンサ交換、一部フィルムコンデンサー交換、調整用ボリューム交換
ハンダ修正
調整作業:バイアス調整、DC中点調整

2:電源回路
劣化電解コンデンサー交換、リレー新品交換、配線取り外しはんだ修正、ボリューム交換供給電圧調整

3:入力RCA端子破損、修復 INPUTスイッチ(入力信号通過SW)取り外し分解清掃
4:ヒューズホルダチェック、はんだ剥離、修正

5:フロントパネルスイッチ 取り外し清掃
メインボリュームはんだ剥離 配線取り外し修正

測定作業:ノイズレベル測定、歪率測定、周波数特性測定

サービス作業:基板清掃、内部清掃、外部清掃、本体再度下フレーム、底板曲がりの修正
 
 
B-4


YAMAHA B-4

症状:ボリュームが効かない。動作が不安定

★修理交換明細 回路解析、各部電圧の測定、部品交換、清掃
 
1:入力ボリューム新品交換
ボリューム基板、RCA基板はんだ修正
2:プロテクター回路不良 一部トランジスタ、コンデンサ交換 
3:パワーアンプ接続ソケット 4か所導通不良、
4:放熱フィンが過度に熱を帯びる バイアスの調整不良
L/Rバイアス電圧測定、調整作業 DC調整
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YAMAHA B-4

1:入力RCA端子破損、修復 
DC-ACスイッチ(入力信号通過SW)取り外し分解清掃
2:電源基板はんだ修正

サービス作業:内部清掃、外部清掃

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YAMAHA B-4


 
 
C-1


YAMAHA C-1

症状:音の出が不安定になる。

作業内容:アンプ内部動作調査、不良個所判断、代替品調査、修復、長時間動作検査

1:部品劣化
 増幅回路トランジスタ交換
すべての基板を取り外し ハンダ修正

 電解コンデンサー 87個交換

 リレー3個交換  製造廃止入手不可部品(海外在庫より取り寄せ)
 信号リレー1個
 ミューティングリレー2個 (ミューティングリレー改造部分純正戻し)

 抵抗4個交換 熱量が大きいためW容量を上げたものに交換

 電圧調整用ボリューム新品交換、調整
 
2:スイッチ類の清掃
 インプットセレクター他 切り替えスイッチ組み上げ不良 分解 パーツ洗浄 再組み上げ
 ミューティングスイッチ 分解 接点パーツ洗浄 再組み上げ

 メータースイッチ、PRE OUT スイッチ、MODEスイッチ L/R STREO L+R REV、
TONE CIRCUITスイッチ
 LOW FILTERスイッチ、HIGH FILTERスイッチ
 以上スイッチ 分解 接点パーツ洗浄 再組み上げ

 接点復活材塗布による基板汚れ 洗浄液による部品腐食、足折れ セラミックコンデンサー交換

3:ボリュームの清掃
 メインボリューム分解 内部接点パーツ洗浄 再組み上げ
 バランスボリューム分解 内部接点パーツ洗浄 再組み上げ


4:ソケットの接触不良 調査、修復
 配線の接触不良 調査、修復
 信号経路上のソケットの接触不良 ソケットの廃止 ハンダ付け修正
リアパネル ボリューム部 配線不良 配線修正 ハンダ修正
 
5:メーターパネル 先回の修理不良個所修正
  ハンダ修正、配線の剥がれ修正交換、ソケット交換

6:電源基板下 絶縁体テープ腐食、絶縁不良 ゴム絶縁体に新品交換

7:フロントパネル PRE OUT 2 出力端子 取り外し清掃
 
 
C-2


YAMAHA C-2

故障症状: L側音声出力不具合
        
修理内容:OUT RCA端子分解交換 (OUT 2箇所L/R)
ロータリースイッチ類清掃、ツマミ類清掃

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YAMAHA C-2

故障症状: L側音声出力不具合、ボリュームのガリ音
        
修理内容:
PRE OUT 内部ソケット接点不良 ソケットジャンパー修復
ソースIN内部ソケット接点不良 ソケットジャンパー修復

メインボリューム(バランス一体式)
取り外して清掃


SUBSONIC FILTER 回路確認 スイッチ取り外し分解、内部部品清掃


メイン電源部熱による劣化が激しいため以下構成部品を交換
電解コンデンサー、ダイオード、電圧調整用ボリューム
トランジスタ放熱フィン接着部不具合、取り外し再接着
交換後、出力電圧30V/-30V調整作業

ACコード取り外し新品交換(PSE 難燃コード)

全電解コンデンサー交換

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コンデンサの劣化した状態
YAMAHA C-2

故障症状:異常音
        
修理内容:電源部の電解コンデンサー交換、ダイオード交換、一部抵抗交換
     調整用ボリューム交換

メンテナンス
電解コンデンサー全交換、タンタルコンデンサ全交換
一部劣化トランジスター交換

アース端子折れ修復
 
 
C-4


YAMAHA C-4

症状:音が正常に出ない 異常音(バリ音、ボソボソ音)が出る 

状態:信号通過部品の汚れ、IC、トランジスタの劣化により調整不能

作業内容:アンプ内部各部電圧測定、IC、トランジスタ異常判定、代替品調査、個々の部品測定及び取り付け
、部品交換による調整作業、信号経路異常部分の調査、分解清掃作業、劣化部品判断、新品交換修復
基板すべてのハンダ修正作業

以下明細
1:ボリューム、スイッチ類の汚れによる信号通過不良(ノイズ、接点不良)または不可の状態




  メインボリュームノイズの発生
 (分解不可部品)、内部カシメ取外し、内部パーツ分解、清掃、再組み上げ
  バランスボリュームノイズの発生
 (分解不可部品)、カシメ打刻により分解不可、基板より取り外し、清掃

 BASSボリューム取り外し、清掃
  TREBLEボリューム取り外し、清掃

TONE BYPASSスイッチ取り外し、清掃
  MUTEスイッチ取り外し、清掃
 
  MODE(REV、TTREO、MONO)スイッチ取り外し、清掃 
PRE OUTスイッチ取り外し、清掃 

  FILTER HIGHスイッチ取り外し、清掃
  FILTER LOWスイッチ取り外し、清掃

  インプットセレクター取り外し、本体分解、スライドパーツ洗浄清掃
RECセレクター取り外し、本体分解、スライドパーツ洗浄清掃
  PHONOセレクター取り外し、本体分解、スライドパーツ洗浄清掃
裏面に続く

  PHONOカートリッジ[pF]セレクター取り外し、本体分解、スライドパーツ洗浄清掃
  PHONOカートリッジ[オーム]セレクター取り外し、本体分解、スライドパーツ洗浄清掃

  PHONE LEVELボリューム取り外し、清掃
  TURNOVER BASSボリューム取り外し、清掃
TURNOVER TREBLEボリューム取り外し、清掃                                                

2:PHONO中点調整が不可、各部電圧が安定しない
 
  EQ回路上のFET、周辺トランジスタ調査
 
トランジスタ不良 トランジスタ測定、34個交換
  FET不良 測定、2個交換
 
  異常部分以外のトランジスタも測定の結果劣化が
  見られたため交換
  調整用ボリュームさび劣化のためすべて新品交換

  交換後、電圧数値測定、中点調整、監視作業

3:電源 供給電圧測定
  一部トランジスタ劣化、交換
 電圧調整用ボリュームさび劣化新品交換
 電圧調整、監視

4:フラットアンプ部一部トランジスタの足に劣化がみられる
 ノイズの原因となるため取外し測定、8個交換

5:電源供給回路トランジスタ
  放熱フィンがあるが熱による劣化、2個交換、電圧値測定 (追加:トランジスタ4個交換)

6:ノイズの発生
  リアRCA端子 アース接点不良 RCA端子基板取り外し、端子磨き清掃

7:メンテナンス作業

  フロントパネルランプ3箇所加工交換
  電解コンデンサー交換79個


  同時作業
  部品取り付け部のハンダが少なく弱くなっている。
  ハンダ修正作業
  電解コンデンサーゴムのりによる基板パーツの腐食防止
  ゴム接着材の除去、一部抵抗交換、ジャンパー線交換

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YAMAHA C-4

症状:右の音が出なくなる。フィルタースイッチの故障

原因(一時的症状のため修理歴からの推定):入力経路の接点不良と考えられる

作業内容:信号経路調査、症状からの原因推定、信号通過部品の取り外し、分解、及び清掃

1:信号が出なくなる原因調査と修復
  メインボリューム(通常非分解部品 カシメによる非分解構造)の分解、
内部パーツすべて取り外し、清掃、再組み上げ
INPUTセレクターの分解、内部パーツすべて取り外し、清掃、再組み上げ
  PHONO 1/2/3セレクターの分解、内部パーツすべて取り外し、清掃、再組み上げ
2:基板一部はんだ修正
3:フィルタースイッチ[LOW,HIGH] 取り外し修復
4:内部規定電圧調整作業
DC OFFSET 調整作業

 
 
GT-CD1


YAMAHA GT-CD1 CDプレーヤー
*現在CDプレーヤ修理作業休止中

症状:動作しない

修理内容:
モータ駆動部品交換(ピックアップ駆動部のみ)、グリスアップ、
ピックアップ清掃
 
 
NS-2000


YAMAHA スピーカー NS-2000

コンデンサーオーバーホール
スピーカー端子(Yラグ)交換