JBL  オーディオアンプ修理例                       こちらはアンプ修理例のページです。ホームはこちら
 
JBL SG620



JBL SG620

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JBL SG620

故障状況:L側音が出ない

修理明細

 スイッチ劣化、接点復活剤による汚れ
 フロントパネルスイッチ取り外し、分解、清掃 6か所
 電解コンデンサ全交換(メイン基板、電源基板)
 抵抗一部交換(基板焼け W数容量アップ)
 切り替えスイッチ清掃
 電源トランジスタ交換
 基板分解、各部ハンダ修正
 本体内部 接点復活材気化による油汚れ、清掃(サービス作業)

 
 
SA660


JBL SA660

お申し出の症状:ヒューズが飛ぶ

検査内容:内部電圧検査、内部部品の確認作業。

作業内容:各部供給電圧の測定調査、終段トランジスタ破損の原因調査
 破損部品の交換、各調整部の調整部品変更、関連劣化部品の交換(B:右側)

1:ヒューズが飛ぶ
 
 以下B(右側)を対象とした作業

 終段トランジスタ含む各供給電圧の測定、調整数値の測定
 右側アンプの終段トランジスタ及び関連トランジスタ破損

 終段トランジスタ(ペア測定品、代替品)新品交換
 ドライバートランジスタ(ペア測定品、代替品)新品交換
 トランジスタ変更によりバイアス固定部分の仕様変更
 バイアスボリューム追加、数値測定調整、数値監視

 終段トランジスタ取り外しに伴い、劣化絶縁体を清掃の上、新品交換
 電解コンデンサー全数交換
 一部フィルムコンデンサ交換                                 

2:電源にノイズが発生する。
 電源部の電解コンデンサーの部品劣化
 搭載部品製造廃止、規格廃止入手不可部品につき加工の上、新品交換
 電源部の大型ブロック型コンデンサー交換
 基板取り付け、加工の上新品交換
 電源関連コンデンサ、フィルムコンデンサ、ダイオード新品交換
                    
3:スピーカー出力
 保護リレーがない
 保護回路組み込み(アンプ内中点監視と中点異常時のスピーカー切り離し)(遅延回路)
 スピーカー、アンプ保護
 保護リレーの組み込み作業

4:フロントパネル分解と清掃
 メインボリューム取り外し、清掃(非分解パーツ)*一部抵抗交換
 バランスボリューム取り外し、清掃(非分解パーツ)
 アース端子破損のため新品交換
 基板のハンダ修正